2004年3月12日(金)

2002年の今日前後 | 2003年の今日

名古屋市科学館

12年以上ぶり

名古屋市科学館へ行く。 少なくとも成人してからは行ってないので、12年以上ぶりだろう。 あそこってタバコを吸えるところってあったっだろうか。 時代の流れとしては全館禁煙だろうと予想し、ちょっと気合いが入る。 本来は地下鉄で行くのがスマートなのだが、直前までニコチン・ドーピングができるようにクルマで行くことにする。

久々の科学館ではあったが、ガキの頃から見慣れていた機関車と戦闘機の屋外展示がオレ様を迎えてくれた。 なんか、けっこう風化してブルー。 建物としては「生命館」なるものが新設されていて、かなりボリュームアップしていた。 1日で回りきれるかどうかちょっと不安になる。

単純なものほど奥が深い

\600で入場券(プラネタリウム料金込み)を買い、さっそく中へ。 するといきなり目の前に立ちはだかるシャッタ封鎖。 2階に上って吹き抜けから1階を見下ろすと、思いっきり改装工事中だった。 ちょっと失敗。 さて、どこから見ようか。

素粒子マイブーム中なので、とりあえず天文館へ行く。 はじめに迎えてくれた展示物は、「 惑星のうごき 」だ。 半径の2乗に反比例する形で成形された擂り鉢状の曲面上に、いくつかの金属球が射出され、惑星が公転する様子を表現している。 こいつはオレ様が物心ついたころからあるので、ゆうに四半世紀を超えて延々とケプラーの法則のデモンストレーションをしているわけだ。 しかし、この展示物の意図が本当に理解できたのは高校2年生の頃だった。 それ以降、ブラックホールを考える時だって、電子軌道を考える時だって、いつもオレ様の頭の中ではこれが使われていた。 こういう単純なものほど奥が深い。

晴れていれば、太陽の投影像やスペクトラムが拝める展示物もあったが、今日はあいにくの曇り空。 晴れた日にもう一度来たいなぁなんて考えていると、「ぴゅーん、ぴゅんぴゅーん」という懐かしい電子音。 「宇宙線を見る」だ。 これは、二次宇宙線が空気を電離させた道のりに沿って火花放電をさせ、その軌跡を可視化する スパークチェンバー に、ガキが好きそうな電子音を付加した展示物だ。 ガキの頃は、ただ漠然と「あー、宇宙から放射線みたいなのが飛んできてるんだなぁ」と思っていただけだったが、今回、齢31にして初めて解説文が理解できた。

・・・っつーか、この調子で書いていくと、数Mbytesになっちまうな。

展示物を見ていて印象に残ったことは、パソコンを利用したゲーム的なものがとても多かったこと。 そんな仮想体験なんて、インターネットで提供すればえぇやんか。 たとえ原始的なものであっても、実体験できてこそ、科学展示の意義があるんじゃなかろうか。

地下・クリームソーダ・メダル

昼食は、地下の食堂「サイエンス」。 食事の味は別として(笑)、クリームソーダがとても懐かしく、涙がちょちょぎれそうになった。

地下をぐるっと見てみる。 昔はここに面白い展示物が所狭しと並んでいたが、今は休憩所になっていた。 片隅に記念メダル販売機を発見。 きゃー、なつかしすぎるーー!! ガキの頃はめったに買ってもらえなかった記念メダル。 大人になった今、その強力な資金力にモノをいわせ、迷わず購入。 キーホルダーとあわせて\600ナリ。 そして、隣の刻印機に\30を投入して、日付と名前を刻印した。

42歳のプラネタリウム

お楽しみはやはりプラネタリウムだ。 平日なので観客は少なく、収容能力450席に対して総勢20人くらい(笑)。 当然、解説者席のすぐ脇のいい席に座れた。 リクライニングを傾けてドームを見渡す。 きっと改装されたのだろう、ドーム内壁の昔ながらのまだら模様がなくなり、仰角10度毎の同心円が綺麗に描かれていた。 プログラムが始まり、解説者がプラネタリウムの説明をする。 それによれば、このプラネタリウム(ツアイスIV型)は42年目らしい。 高価な機械ではあるが、よくもまぁ、こんなに長持ちする(させる)もんなだぁと感動。 だけどだけど、薄暮の明かりの中、よく整備されたチタンカラーのプラネタリウムは古さなんて感じさせず、堂々と頼もしいたたずまいだった。

美しい音楽とともに太陽が沈み、19:30の星空が現れる。 惑星の解説に始まり、おおいぬ座シリウス→オリオン座ベテルギウス→ふたご座プロキオンの「冬の大三角」、オリオン大星雲、プレアデス星団、観客の息をのませる定番「山奥で見る星空」。 今月のお題は「四次元空間」で、特殊相対性理論と一般相対性理論をそれぞれ1行で済ませる無理矢理な解説(笑)のあと、重力レンズ効果のCGデモンストレーション。 と・て・も・よ・か・っ・た・!

博物館的な生命館

星空に満足したあとは、生命館をぶらつく。 地球環境・くらし・人体など、なかなか魅力的なテーマといまどきの展示手法で、けっこう楽しめた。 ただ、どちらかといえば博物館的だったかな。

締めくくりはお買い物

今回、久々に科学館に来てみて驚いたのは、各フロアにいる解説員のネーチャンがとても綺麗だったこと(爆)。 もう、イベントコンパニオン級。 今後は定期的に通いたいものである(笑)。

最後は売店に立ち寄る。 とりあえずプラネタリウムのマウスパッドを買った。 「地球ゴマありますか?」って聞いたら、出てきた出てきた!

また行こう!

2004年3月11日(木)

2002年の今日前後 | 2003年の今日

フィッシュマックディッパー

昼食をとろうとマクドに入ったら、なにやらポスターが貼ってあって、よくわからんがどっかの アカペラ合唱隊 が旨そうに何か食ってる。 試しにその「 フィッシュマックディッパー」 なるものを喰らう。

ブツ自体は、チキンナゲットをひとまわり大きくしたくらいのサイズの白身魚フライだ。 ソースはタルタルソースをチョイス。 で、味は旨いんだが、正直言って食いにくい。 何故かというと、フィッシュマックディッパーの機械的強度が弱いため、タルタルソースに dip する際に折れ曲がってしまいソースを付けるのに苦労するのだ。

それにしても、さすがは天下のマクドナルドだ。 牛肉ハンバーガー屋が、鶏ナゲットに加えて魚メニューを拡充しておくってのは、材料調達に不安を抱える昨今において、見事なリスク分散かも。 ちなみに 今日行ったマクド は、吉野家のすぐ隣にある。

科学館行きてぇーーーー!!

よし、明日は科学館へ行こう。

2004年3月10日(水)

2002年の今日前後 | 2003年の今日

なんて良い会社なんだろう

ファミレスで上司と打ち合わせ。 結論は「まだまだ休めるので、たっぷり期間をとった診断書をもらってこい」だ。 肉体派ドカチン系一部上場企業というのは、こういう局面において驚くべき懐の深さを見せてくれる。 もっとも、仕事でキチガイになったわけだから当然といえば当然なんだが、働かずして毎月の給料が100%入ってくるのは、やはりありがたいことではある。

量子力学のおべんきょう

とりあえずは「こういうもんだ」とガンガン読み進め、随分と思い出してきたのだが、やっぱり気になるのは式の導出と計算。 気が付くと代数学・解析学・解析力学・統計力学・熱力学の本にかこまれ、娯楽からはほど遠いありさま(爆)。 ハクション大魔王に匹敵するほど算数が嫌いなオレ様。 ハ・ハ・ハン・ハ泣けてくる〜〜〜。

P.A.M.Dirac "General Theory of Relativity" (Princeton University Press)

3月7日以来の素粒子マイブーム勃興により一般相対性理論を勉強してみたくなって買った本。 わずか $18.95 で Dirac センセーの本が手に入るというのは、経済性とミーハー性の両面において満足(笑)。 量子力学の復習に疲れたときに、こういったコンパクトで読みやすい本を読むとけっこう息抜きできる。 ってゆーか、思いっきり専門書なのに、○ルーバッ○スとかよりもわかりやすいぞ。 素人向けの本を書いている日本の学者センセーは、もうちょっと努力しる!

ドキュソ UZEEEEEEEEEEEEEE!!

おい、はす向かいのドキュソ。 おまえ、せっかくのインテグラ TYPE-R をそんなカラーリングにするなよ・・・。 っつーか、ナンバープレートを急傾斜させるのやめれ。 珍走原チャリと同じセンスではないか。

2004年3月9日(火)

2002年の今日前後 | 2003年の今日

日記再開

昨日妄想した方針に従って、インスタンスを生成。 本文をシコシコと書いてうpしてみる。

べつにW3C原理主義者なわけではないが、Another HTML-lint に通してみたけどエラーもなかったので、とりあえずはこんな感じでよかろう。

顧客情報の漏洩

Yahoo!BBの顧客情報漏洩の衝撃が冷めやらぬ中、 ジャパネットたかたで数十万人分の顧客情報が漏洩 したそうだ。 Yにも少しそういう要素はあると思うが、Jの顧客情報は「価格最重視の人の名簿」的要素が極めて高く、特定の業種にはかなり有用っぽいな。

キチガイ具合

今日はかなり調子が良い。 上司から電話がかかってきたのだが、心臓バクバクしどろもどろになったのは最初のうちだけで、後半はリラックスして会話することができた。 それにしても不思議だ。 どうして直接会っての会話は大丈夫なのに、電話だとダメなんだろう。

朝永振一郎 「量子力学 II [第2版] 」 (みすず書房)

一昨日、Amazon.co.jpで注文してあった朝永振一郎「量子力学 II」が届いた。 税別 \6,000 というクソ高い本だが、パッとみてそれと判るほどの良書。 必要十分な数式は出ているのに、読み物的な構成のおかげで、とても読みやすい。 ってゆーか、まず最初にこの本に出会いたかった。

2004年3月8日(月)

2002年の今日前後 | 2003年の今日

日記再開についての検討

「えぇ加減、日記を書かなきゃ」と思い、日記更新が停滞している現状について考えてみる。

歳はとりたくないものだ。 注文はうるさいわりには、面倒はイヤだというわがままさ。 そして、新しいものを拒絶する力が年々増加しているのを、ひしひしと感ずる。

ってなことで、この際、WYSIWYG タイプのソフトは諦めて、テキストエディタで日記を再開することにした。 こうなると自由度が一気に広がってグチャグチャになりそうなので、いろいろと方針を決めることにする。

んなところか。

んで、日記のひな形とスタイルシートをシコシコ書く。 どうやら脳細胞の劣化が激しいらしく、きちんとインデントしないとわけわからん。 おかげで、まるで構造化プログラミング言語のソースのような仕上がりになっちまった。 これでは風情もくそもないが、頭脳が弱いオレ様が悪いので致し方ない。

過去の空白の日記は、順次埋めてゆくとしよう。

浅田農産の会長夫妻が自殺

鶏インフルエンザ問題で疑惑の渦中にあった 浅田農産の会長夫妻が自殺 したそうだ。 かなりセロトニンが不足していたんだろう。 死を選んだことについては特に文句をいうつもりはないが、精神科を受診して適切なクスリを処方してもらってたら、こんなことにはならなかったと思う。

2004年3月7日(日)

2002年の今日前後 | 2003年の今日

歴史は変わる

歴史概論 というサイトを見つけ、その内容の面白さのあまり読みふけってしまった。

読んでいてちょっとショックだったのは、オレ様が高等学校で世界史を習ったころと比べて、今時は言葉や解釈がいろいろと変わっていたってことだ。 例えば、

っちゅーような具合である。

気になって Wikipedia とかで他のことも調べてたら、もっとショックなことが。 Wikipedia: ヒト とか読んでみると、

  • 猿人>原人>旧人>新人のステロタイプな人類進化構図は過去のものである。旧人等の誤解を招く呼称も現在は使われない。
  • 北京原人およびジャワ原人は過去それぞれ独立な属の1種 Sinanthropus pekinensis、Pithecanthropus erectusとされたが、現在の分類ではいずれもホモ・エレクトスの1亜種とされている。
  • ネアンデルタール人は過去、現生人の亜種とする説があったが、現在はmtDNA分析の結果から別種とされている。

なんて書いてあってビクーリ。 ガキの頃に 名古屋市科学館 で見た「北京原人展」で知ったことなんてーのは陳腐化して当然だが(笑)、高校の時に習ったことも、やはり陳腐化している。 ってゆーか、たまの「さよなら人類」のサビの部分はどうなってしまうのか。

考えてみれば、この春で32歳だ。 ただでさえ人文社会分野の教養が貧弱なのに、陳腐化してしまっては目も当てられない。 たまにはメンテナンスをせんとなぁ。

素粒子がマイブーム

なんとなく見つけた電子・陽電子リニアコライダー計画(GLC Project)というドキュメントを見てるうちに、自分の中で素粒子ネタが流行りだした。

もともと宇宙好きだったので素粒子についても大筋のことはわかっていたつもりだったんだが、よくよく考えてみると理論的裏付けもなく、わかったつもりになっていただけだった。

さっそく、学生時代の教科書を引っ張り出して量子力学あたりから復習をしてみる。 ところがどっこい、Fermi-Dirac 統計だの Bose-Einstein 統計だの Pauli の排他律だの、主要な基礎知識が怪しくなってる。 コストをかけてお勉強した内容を忘れてしまっているのは、なんとももったいないなぁ(←貧乏性)。 ちょっと頑張ってみよう。

近所の DQN うぜーーーー!

近所のクソガキが、マフラーを改造して DQN カーデビューを果たしらしく、エンジンの空ぶかしが非常に五月蠅い。 クルマは走ってナンボなので、ガレージで吹かしても意味がなかろうに。 なんつーか、もちっとマシなところで raison dêtre を見いだしてほしいものだ。

2004年3月6日(土)

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2004年3月5日(金)

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2004年3月4日(木)

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2004年3月3日(水)

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2004年3月2日(火)

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2004年3月1日(月)

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